M&A(エムアンドエー)とは、合併(Mergers)&買収(Acquisitions)のことです。
「合併」は、簡潔に言うと、「互いに協業することでシナジーを起こそう」という意味合いが強く、関係する2社が一緒になって企業活動を行うことになるので、元々の2社が合体して新しい会社として活動するようになることが一般的です。
合併後は元々の2社の関係者は互いに協力し合いながら「仲間」として活動することが多いです。
「買収」は、簡潔に言うと、「新業態・新市場に展開する際に、元々その業態や地域に強みを持っている企業の経営資源を活用する」ということを目的に行われます。そのため、買収された企業の名前やブランドは残ることが多いです。
そのようなことから、合併が「仲間になる」なら、買収は「バトンを繋ぐ」というイメージですね。
もちろん、「買収」に関しては、法人同士のものであれば株式の売買で行われることが多いですが、法人と個人事業主との関係でも、個人事業主同士でも、条件が合えば成立します。
近年の沖縄県の環境に焦点を当ててM&A(エムアンドエー)考えると、県外に出る若者も多く、産業ごとに人材の偏りが強いこともあり、事業自体の人手不足だけでなく、経営者の「後継者不足」が問題視されてきています。
そのようなビジネス環境の中だからこそ、「後継者不足」を理由としたM&A(主に事業承継・事業譲渡・買収)への注目が高まってきています。
沖縄という特殊な地域で、長年かかって築き上げたビジネスのカタチ。
それを「後継者不足」という一言で廃業するのは経営者にとっても、沖縄県にとっても、とてももったいないことです。
そんな悩みを抱えている方は是非一度、M&A(エムアンドエー)を検討してみるのが良いと思います。