沖縄専門の事業承継・M&A・後継者不足のご相談なら
ヘルシーキッチンは夫婦で15年前に始めました。はじめはお客さんもなかなか来ませんでしたが、発酵玄米を使った健康で美味しいお弁当は徐々に認知されはじめ、今では多くのお客さんに支持されています。
私たちはともに70歳を超えており、子供は二人いますが東京で働いているため、お店を今後どうするかずっと悩んでいました。
後継者もいないし、もう廃業するしかないなと思っていた矢先、琉球M&Aパートナーズさんの広告を新聞でみました。
連絡をしてみるとすぐに長野さんが来てくれて、悩みを相談しました。
私の悩みや事業に対する想いについて熱心に聞いてくれました。その後お弁当を食べてもらいましたが、
このお店の価値を認めてくれて、M&Aで第三者に引き継いでもらうことを提案頂きました。
お店もだいぶ古くなっていますし、まさか売れるとは思っていませんでしたので、びっくりしましたね。
M&Aというと、なんとなく不動産売買のようなイメージを持っていましたが、全く異なることを説明してもらいました。
売買の対象となる事業は、不動産と異なり買手にとって中身が分かりにくいため、
買手が真剣に検討してもらえる概要書を準備する必要があるとのことでした。
会社に関する様々な資料を出して、立派な概要書を作成してもらいました。
すぐに一社連れてきてくれましたが、色々とあって結局その方とは進めませんでした。
次の一社は、お店のことをリスペクトしてくれて、エネルギーのある方でしたがので、その方に今後のお店を任せることにしました。
その後は契約書の作成から書類の準備、行政の手続まで全て長野さんが行ってくれました。
売買契約書を締結してから、従業員のみんなには話しました。
みな寂しそうにしてくれましたが、お店の将来についてはやはり気になっていたようで、新しいオーナーのもと続けてくれるようで安心しました。
ドキドキの連続でしたが、ある意味楽しめました。廃業を意識していましたが、M&Aによりお店を存続することができてホッとしています。